水まわりの床下は湿気が問題
床下の湿気対策も重要です。
木は環境がよければ数百年持ちますが、湿気にさらされていると大幅に寿命が縮まります。
通常、木に含まれる水分量(重量比)が30%を超すと、腐朽が始まります。
理想の含水率は18%以下です(含水計で簡単に測れます)。
木の周囲の湿度が60%を超すと、やはり木の腐朽が始まります。
シロアリもやってきます。
築30年くらいの家では、水まわりの床組み(床下の束や大引)はまず間違いなく腐朽しているとみて、リフォームするのが賢い消費者です。
床組みの腐朽している部分は、ヒノキ材かヒバ材に取り替えます。
床下換気扇や撹砕機も無視できません。
湿気対策には一定の効果が認められますので、検討してみるとよいでしょう。
軟弱地盤では束石が沈下
大引、束、束石などの床組みも、建物の重さを受け止めているということでは、基礎や土台と同じです。
新築時に、軟弱地盤の上に束石を置いた場合、長年の間に束石が沈んで、大引と束などの聞にすき間ができていることがよくあります。
また、築初年ほどの家の床下は、ほとんど金物を使用していません。
カスガイで留めてあるのはよいほうで、釘も打っていないケースがごろごろあります。床下がこうした状態だと、大きな地震のときに束が倒れ、大引が土台から抜け落ち、最悪、家の倒壊につながります。
対策としては、大引と束、または束と束石の問に楔を打ち込み、接着剤と金物を用いて固定します。