大規模リフォームでは別々の専門家や業者に依頼を
築30年くらいの住宅や、築却年を超えて建て替えかリフォームか迷った場合、専門機材による精密診断を行い、専門家に判断、提案してもらうことをお勧めします。
こうした判断、提案ができる専門家(判定士)は、木造住宅の設計や施工監理の経験が十分ある建築士、あるいは却年以上、木造住宅の施工や現場管理の経験がある工事関係者でしょう。
いずれも、特定のメーカーや工務庖に属していないことも条件です。
その結果、リフォーム可能となれば、工事業者を選ぶことになります。
工事業者は原則として、地元周辺で事業を行っている工務店などがよいでしょう。
施主が希望する業者を優先し、いない場合は判定士の協力を得て探します。
施工業者が決まったら、判定士の提案した設計書や仕様書にしたがって工事を行います。
施工する業者は施主と直接契約を結び、施主から直接、支払いを受けます。
工事中は、判定書を作成した判定士が監理を行います。
工事中に起こる変更の確認や価格の増減は、判定士の了解のもとに、施主と業者間で、書面で確認します。
このように、「精密診断」「判定・提案」「施工」を各々別の専門家や業者が行うことによって、三者の良識と協力のもと中古住宅のさらなる30年保持が可能になります。
特に大規模リフォームを適切に行うためには、不可欠の仕組みであると思います。
3つを別々に頼むことで、経費はそれぞれ発生します。
しかし、専門機材を使った「精密診断」は、カルテの作成を含め15万円程度から。
判定士による提案書と仕様書の作成は、10万円程度から。
これで適正工事・適正価格の大規模リフォームが可能になるのです。