耐震設計基準に合った耐震リフォーム

耐震基準は1981年に大きく変化


住宅の基本的な耐震性については、建築基準法が定めています。
しかし、建築基準法も時代とともに見直しが行われ、現在は1981年6月に大幅改正された「新耐震設計基準」といわれるものが適用されています。
したがって、1981年5月以前に設計(正確には建築確認取得)された住宅は、今より耐震性の基準が緩やかだったのです。
当然、それ以前の建物には、以後の建物と比較して耐震性能の劣る建物が少なくありません。
ましてや、建物の耐震性は外観からは分かりません。
今から初年くらい前はちょうど建売住宅がブームで、造れば売れていた時代です。
その頃の家を点検すると、あるべきところに筋交いがないといったケースによく遭遇します。
安い賃金で一展われた職人が数をこなすため、粗製乱造となっていたのです。
したがって、築30年らいの家はもちろん、築20年を超えた家で大規模リフォームを行う場合は、専門家による精密診断を行い、特に構造部分について、耐震補強を行うようにしましょう。
先ほどお話ししたように、基礎や土台を全面的に取り替えるとなると、工事の手聞がかかりすぎ、建て替えより高くなる場合があります。
しかし、基礎がそれなりにきちんとしており、土台や柱の劣化も部分的であれば、工事は比較的簡単です。
通常の木造住宅であれば、ホームセンターなどで販売されている金物や部材を使えば十分で、材料費もそれほどかかりません。

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